2023(令和5)年4月に入社したばかり。総務部総務係に配属になり、工事関係の書類作成などを担当している。「優しい先輩ばかりで、とても頼りになります。一日も早く仕事に慣れて、後輩の手本になれるようがんばります」と初々しい笑顔を見せる。事務職が本業だが、静内高校の美術部で培った才能を生かし、会社のキャラクター「デックマ」をデザイン。「会社のイメージアップにつながり、リクルートに効果があればうれしいです」と、新しい感性で新風を吹き込む。
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父親が出口組の建設機械オペレーターとして働いている繋がりで、2020(令和2)年に土木技術者として入社した。「高校時代に野球をやっていたおかげで、メンタル面は鍛えられました。現場では、作業員さんたちと上手にコミュニケーションを取るように心掛けています」と話す鎌田さん。高規格道路での現場経験を経て昨年から国道の維持工事を担当。「朝が早くて大変ですが、みんなが寝ている間に道路をきれいに除雪して、安心して通行できるようにする仕事はやりがいがあります」と胸を張る。
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専門学校の実習でたまたま出口組にお世話になり、その時に「職員同士の仲が良く、働きやすい会社だと思いました」。求人票を見て旭川市から静内町(当時)へ移る決意を決め、2005(平成17)年に入社した。一番印象に残っている現場は、台風で寸断された日勝峠の災害復旧工事。「短期間で、よくあれだけの工事をこなすことができたと思います。終わった時の達成感はとても大きかったですね」と振り返る。近年はICT施工を推進するエースとして最新技術の勉強・習得に余念がない。
(こどもたちと楽しんでいます)
1998(平成10)年に苫小牧工業高校を卒業後、求人票の一番目にあった出口組に入社したという。中堅の現場代理人として若手の指導・育成にも力を入れている。「世代間のギャップがあるので、若い職員を育てるのは難しい時代ですね。我々が現場で鍛えられた、厳しいやり方は今の若者には通用しない。日々、悩みながら若手の指導にあたっています」と話す田澤さん。携わった現場はすべて達成感があり、家族にも「これは、俺が造ったもの」と自慢する、根っからの技術屋だ。
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